コーヒーが冷めないうちに(4回泣けちゃう本)
とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、その席に座っている間だけ
望んだ通の時間に移動できるという
ただし、そこにはめんどくさい・・・・・
非常にめんどくさいルールがあった
喫茶店の名前は、フニクリフニクラ
非常にめんどくさいルールがある。
一つ目のルールは、
「過去に戻っても、この喫茶店を
訪れた事がない人には、会う事ができない。」
目的によっては、過去に戻っても意味がない。
もう一つのルールは、
「過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない。」
「過去に戻れるのは、この喫茶店の或る席に座った時だけ、
過去に戻ってもその席からは移動できない。」
「制限時間がある。」
過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
「その席には、いつも、白いワンピースの女が座っている。」
その女性は幽霊なんですぅ~。
無理やりどかそうとすると呪われる。
彼女は、1日に1回だけトイレに行くので、
その際に座る事が出来る。
お願いします、
あの日に
戻らせてくださいー。
過去に戻れる喫茶店で起こった、
心温まる四つの奇跡。
ベストセラー10万部突破!
発行所 サンマーク出版
著者 川口俊和
コーヒーが冷めないうちに
追記
映画や小説の
タイムトラベルものでは
「過去に戻って現実に影響を与えるような
干渉をしてはいけない」
というルールがある。
たとえば、過去に戻って両親の結婚、または
出会いを邪魔した場合、
自分が生まれる原因がなくなってしまうので、
現実の自分は消えてしまうことになるからだ。
いろいろなルールがあるのだけど。
私もこの本を読んでいるうちに、
そのめんどくさいルールがあっても、
過去に戻って、自分の思いを伝えたり、
また相手の思いを知ることは出来るんだ。
って、なんだか、物語の主人公の気持ちになり、
感動してしまった。
泣けて来ちゃったよ。
さらさら読める本でしたが、
この本が、ドラマ化したら、
どんなキャストがいいかなぁ~♪
そう思える小説でありました。
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