コーヒーが冷めないうちに(4回泣けちゃう本)

lilymasako.

2016年08月28日 06:00

とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、その席に座っている間だけ
望んだ通の時間に移動できるという

ただし、そこにはめんどくさい・・・・・
非常にめんどくさいルールがあった





喫茶店の名前は、フニクリフニクラ

非常にめんどくさいルールがある。
一つ目のルールは、

「過去に戻っても、この喫茶店を
 訪れた事がない人には、会う事ができない。」

目的によっては、過去に戻っても意味がない。
もう一つのルールは、

「過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない。」

「過去に戻れるのは、この喫茶店の或る席に座った時だけ、
 過去に戻ってもその席からは移動できない。」


「制限時間がある。」
過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。

「その席には、いつも、白いワンピースの女が座っている。」

その女性は幽霊なんですぅ~。
無理やりどかそうとすると呪われる。
彼女は、1日に1回だけトイレに行くので、
その際に座る事が出来る。





お願いします、
あの日に
戻らせてくださいー。



過去に戻れる喫茶店で起こった、
心温まる四つの奇跡。




ベストセラー10万部突破!
 発行所 サンマーク出版
 著者   川口俊和 
 コーヒーが冷めないうちに



追記

映画や小説のタイムトラベルものでは
「過去に戻って現実に影響を与えるような
 干渉をしてはいけない」
というルールがある。

たとえば、過去に戻って両親の結婚、または
出会いを邪魔した場合、
自分が生まれる原因がなくなってしまうので、
現実の自分は消えてしまうことになるからだ。

いろいろなルールがあるのだけど。



私もこの本を読んでいるうちに、
そのめんどくさいルールがあっても、
過去に戻って、自分の思いを伝えたり、
また相手の思いを知ることは出来るんだ。
って、なんだか、物語の主人公の気持ちになり、
感動してしまった。
泣けて来ちゃったよ。

さらさら読める本でしたが、
この本が、ドラマ化したら、
どんなキャストがいいかなぁ~♪
そう思える小説でありました。



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